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Interviewインタビュー記事

アカサタナのプロフィール写真
アカサタナ

since 1993~

11月18日から開催される個展「fresh, imperfect」にはどのような想いが込められているのか。きっかけとなる思い出から掘り下げて話を伺いました。

━━ まずはじめに、写真をはじめたキッカケは?

大学2年生の時、京都に旅行した時に写ルンですを持って撮り始めたのがキッカケです。それ以来1年ほど撮ってなかったのですが、就職活動がなかなかうまくいかなかった時に部屋を掃除していたら京都旅行の写真が出てきて、写真を撮り始めたら楽しくなるかもなーと思い、写ルンですで撮り始めるようになりました。その後に大学時代の友人からデジタルの一眼レフをもらいデジタルも始めました。Instagramでフォローしてた好きな写真家さんを意識して見よう見まねで撮ってみたりするようになり今の自分の作品に繋がるような写真を撮るようになりました。


写ルンです。で撮り始めた頃の写真 / 2016

━━ 作品作りをしようと思った理由は?

Instagramですごい気になっていた写真家さんがいました。写真だけじゃなくキャプションも印象に残るような面白い人で。その方が東京でグループ展を開くことになり、そこへお邪魔しに行った時に飾ってあるポートレートにパワーを感じ、その方のお話を聞いて自分の創作意欲が刺激され作品撮りをし始めました。


作品撮りを始めるキッカケとなった写真展に行った時に撮った写真 / 2017

━━ 今回のfresh, imperfectはどんな展示?

流れる日常(生々しい)を輪切りに。時間をフルーツに例えナイフで切った時のような生な感覚を表現してみました。全部OLYMPUSPENEEDというハーフサイズのフィルムカメラで撮っているんですが、普段からバッグにそのカメラを入れて持ち歩き、80cm以上離れたところから日常の中に見つけた生々しい違和感を切り取っています。そのカメラで撮り始めて使い慣れていない状態から、今に至るまでを残しました。ほぼマニュアル操作のカメラなので最初の頃は夜に開放で撮影して、そのまま昼間も撮影してしまい明るい写真が撮れてしまって、失敗したー!ってなった時もありました。慣れてきた今は敢えて表現の1つとして昼間に開放して撮影みたりするようになりました。淡い、夢の中みたいな雰囲気の写真になって自分のしたい表現に近い写りになります。日常であって非日常でもあるそんな一瞬を撮りたいなと思っています。「写真はフィクション」だと思っているので、私の写真を見た人がいろんなフィクションを思い描いてくれたら嬉しいです。


ハーフカメラで撮り始めた時の写真 / 2017

アカサタナ

1993年石川県生まれ。
写真との出会いは大学時代。好きな写真家は奥山由之、鈴木親。就活中にネガティブな気を紛らわすために写ルンですで写真を撮りはじめたのがきっかけで写真が趣味になりました。今は金沢市内で会社員として働いています。最近では日常写真に加え、友人などをモデルにポートレートも撮影しています。

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アクセス

北陸自動車道・森本ICから車で約1km。山側環状線ですと梅田インターからが近いです。

電車ですとJR森本駅から走って10分程度で到着します。

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